減量とプロ意識について


これは定期的に何度も書いてるけど回りを見てると「あなたは何と闘っているの?」と思わざるを得ない。
それくらい試合=減量の図式が出来上がっている。んで大多数が調整云々を超えたレベルで落とそうとする。なんでなんだろうね。


特にアマチュアの試合を目指している君たちね。
プロは職業だし別に好きにすれば良いけれどアマチュアで5キロ以上も減らすならそもそも普段から絞っとけよと。
そこまで絞れて維持出来ていてこその適正階級じゃないのかね。見てると大体が試合近くになると追い込みも集中も出来ず体重と闘っている。試合に勝つための準備や追い込みはいつするの?そんなヘロヘロでろくに食えない状態で練習できるの?


とはいえプロに関しても。


今月号のゴン格で奇しくも某トレーナーが減量について記事を載せていてかなり納得する内容だった。手元に無いのでうろ覚えだけど、ジョッキー(騎手)は毎週大会があるので休息日は試合翌日だけで後は摂生の毎日だとか、プロであるならば好きなものを食べてちゃ駄目とか、減量とかいうよりもまずは体脂肪10%以内を常に維持してなさいとかそんな感じ。


プロ意識に関しては、


間近でみているトップ選手はさすがに普段からきちんとしているけど、名の知れ渡っていないプロ連中はどの辺にプロ意識を持っているのだろう。言動、行動、体型に矜持はあるのかな?ジムの一般会員さんのあこがれになりえているのかな?
プロ練習だけ出ていて普段はジムに顔出さず自分のジムの会員さんにすら顔を覚えられていないプロはいないかな?身内にすら知られていないのに大衆にアピールできるのかな?プロフェッショナルってなんなのかな。


世間の認知度や集客力やそもそも収入が違いすぎるからなのだろうけど格闘技のプロ選手は一般的に意識が低すぎると感じる。あなた達の一挙手一投足が憧れ足り得るよう普段から意識してください。それが競技普及の大きな土台になると思います。