よく「格闘技で強くても偉くもなんともない」って言葉を聞くけれど本当にその通りで、立派なのは自立した生活を送って尚且つ趣味で格闘技を習えるジム生の方たちなわけで。
んで今はやりのクラウドファンディングっていうやつ。
キックジムやら他のジムが「インストラクターの給料と家賃を払うため協力お願いいたします」ってやっているのを目にするけど正直恥ずかしい。
確かに世の中はコロナで情勢が変わったけれど貯蓄が出来るほど潤っていなかったとしても一般社会人からしてみたら急にどうしたって思うよね。
夢を追い求めるためのクラウドならまだ理解はできる(世代的なのか抵抗は感じるけれど)。でも格闘技で経営できないのならそこまでじゃないのかな。
応援して資金調達した後はまた今まで通りの月謝とサービスに戻るだけなんでしょ?助けて貰った見返りは「プロ選手たちが今まで以上に頑張って成績を残します」ってなんじゃそら。そんなのコロナ前から死ぬ気でやらんかいって感じで見返りでも何でもないただのタニマチ募集じゃないのそれは。
加えてよくスポンサー募集してますって選手の投稿を見るけど、スポンサードしてもらって見返りを返せる人ってどれだけいるのかね。広告塔としてスポンサーの商品に興味を持ってもらって、限られた選手生活で社会的認知度を上げてどれだけそのスポーツに還元しているのかな。
プロになった。うれしい。頑張ります。応援してください。スポンサーになってください。負けました。また頑張るので応援してください。ジムが経営難です。夢を見せますので力を貸してください。お金を援助してください。援助資金は生活費にあてます。ジムの設備拡充やジム生への還元はまだ考えられません。また頑張ります。お金貸してください。
まあ無限ループよね。