土曜ＢＪさん練習。
いつもながら目慣らしを重視してくれるので良い練習になりますな。
種市さんの打撃は圧倒的な手数が出るので、数発の返しを入れたところで飲み込まれてしまう。必ず３発は織り交ぜてから蹴りに繋げてるもんなあ。俺はというと未だ虚実が無いというか「当てる」意識がありすぎて捨てパンチを混ぜるのが下手な感じ。もう少し意識を向かせられるような連打を心がけたいところです。
反面？組み技は結構調子が良い。
ロクサンに壁際でのテイクダウンを教えてみたけど、結局のところ壁際の攻防っていうのは一見同じ体勢でもフラットな時とは違って重心のかかり具合が多彩すぎるので「コレをかければ！」っていう倒し技は少ない気がする。むしろ相手の多彩な重心をいかに偏重心に持っていくかというぱっと見じゃ分らない地味な攻防がメインな訳で、最後の目に見える技はおまけ的なもんじゃないかなと。投げ技と一緒で派手な倒しの前の見えない崩しがポイントなので教えるのは難しいです。
新しく入った女性は少林寺経験者。
当然打撃系出身なので組み技が不慣れかと思いきや、軽い崩しにもすぐに気付いて早めに対処できてるし慣れたらあっという間に上手くなりそうな感じ。本人に聞いても少林寺での柔法（だっけ？）しか経験がないとの事で、ひょんなことで興味の対象外だった少林寺の技法に少しだけ興味を持ってみたりして。
実際にガシガシ乱捕りしてりゃ別だけど型稽古メイン（だったと思う）でこれだけ重心を意識できる稽古体系ってすごいことなのかも知れない。
まあ習う機会は無いだろうけどねｗ
